ベビーモニターによる無線LANが接続できなくなるトラブル

2013年2月4日

無線LANは通常2.4GHz帯と呼ばれる、周波数帯域を利用して通信をしていますが、この帯域は小電力の無線機器に解放されているために、例えばコードレス電話など、コンピュータ機器以外の無線機器も利用しています。
そこで問題になるのが、同じ周波数を使用することによる、電波の干渉が発生することがあり、出力の弱い無線機器が使えなくなるトラブルが発生します。ただし、最近のNZで販売されているコードレス電話は、ほぼすべて5GHz帯域を使用しているため、これらは無線LANに影響することはありません。
しかし、ほかにも例えば無線で画像をモニターできる「ベビーモニター」などが、コンピュータの無線LANと干渉し、インターネット接続が切れるトラブルが発生します。
この場合は、無線LANかベビーモニターの、どちからのチャンネルをずらすことで、干渉を防ぐこともできますが、ベビーモニターによっては、トラブルを解決できない場合もありますので、その場合はベビーモニターを使用する場合は無線LANは使用しないなど、苦肉の策が必要なこともあります。
このような無線機器を購入する場合には、必ず使用周波数帯域が記されていますので、できるだけ干渉しないような機器を選ぶと良いでしょう。

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