Woosh ワイヤレス・ブロードバンド・サービス終了

2015年7月28日

オークランドやクライストチャーチなどを中心にW-CDMA(3G)を使ったワイヤレスブロードバンドの先駆け的ISPだった「Woosh」がSlingshotに買収されました。これによって、まもなく Southland Rural Wireless Network 以外のワイヤレスブロードバンドサービスは終了することになります。
近年では携帯各社から発売されている4G対応のUSBやWiFiモバイルブロードバンドスティックなどの普及により、Wooshの競争力が低下したことが要因でしょう。
ただ、それでもNZ南島のRural Wireless Networkサービスを継続することには大きな意義があります。都市部から遠く離れたエリアには未だに携帯電話の圏外や有線ブロードバンド(ADSL)さえも未対応の地域が残っているため、NZの基幹産業を支えているこれらの農家や酪農家にとって、残されたWooshのサービスはまだまだ必要とされているようです。

.nz ドメインネームが取得できるようになりました

2014年10月30日

2014年9月30日から mydomain.nz のように「.nz」のみのドメインネームが取得できるようになりました。
そこで問題になるのが、すでに mydomain.co.nz を使ってきた企業や団体などです。
たとえばすでに mycompany.co.nz をウェブサイトやEメールアドレスとして長年使っており定着しているので、mycompany.nz は不要だから取得しない、という選択をすると、まったく無関係の第3者が mycompany.nz を取得できることになり、同じようなウェブサイトやメールアドレスを使用できることになり、意図せず、または意図的に mycompany.co.nz になりすまされる危険性もありますので無視できません。
そのために、2014年2月11日以前に取得した .net.nzや.co.nzなどのドメインネームは、他人が取得できないよう半年間は保護されています。ただし、2015年3月30日を過ぎると、誰でも取得できるようになりますので、その場合は、.nzを取得するか、すぐに取得したくない場合は、さらに2016年9月30日まで保護することができるようになります。
この2年間のドメインネーム延長保護は、無料ですが手続きにはUDAIという8桁の認証コードが必要になります。UDAIはご自分のドメインネーム登録会社のコントロールパネルなどにログインして発行することができます。

延長保護の手続きなど詳しくは:http://anyname.nz

「Synolocker」ランサムウェア

2014年8月7日

Synology製のNASドライブをご利用の方はご注意ください!
Synolockerと名乗るゼロデイ攻撃型ランサムウェアによって、NASドライブに保存しているデータが暗号化され読めなくしてしまった上に、暗号を解除するには0.6ビットコイン(約US$350)を支払うよう要求しています。2014年8月4日に確認されすでに相当数の被害が出ているようです。
8月7日時点で、Synology社からは脆弱性についての原因など詳しい情報や、対策パッチなどは公開されていませんが、DSMを5.0にアップデートすることを勧めています。
手口など被害をもたらす仕組みとしては、コンピュータを狙った「Cryptolocker」というランサムウェアと大変類似しています。
現時点で情報がないので詳しいことは分かりませんが、SynolockerはおそらくDSMのデフォルトポートである5000番を利用しているものと思われます。
まずはDSMを5.0にアップデートし、詳しい情報やアップデートが公開されるまでは、できるだけ外部接続を遮断しておくのがよろしいかと思います。デフォルトポートである5000番も変更しておいたほうが良いでしょう。

Synology情報ページ
http://www.synology.com/en-us/company/news/article/470

Vodafone 携帯電話でLTE / 3Gがつながらない(Android)

2013年11月24日

店頭などで購入した携帯電話なら問題ないのですが、個人売買で購入したり、キャリアやSIMカードを変更したりして、3G/LTEがつながらないときなど、アクセスポイントの設定内容が消えていることが原因かもしれません。

Android 携帯の設定

1)Settings (設定)を開きます。
2)Mobile Network (モバイルネットワーク)を開きます。
3)Mobile Data Traffic (データ通信を有効にする)にチェックを入れます。
4)Network Mode(ネットワークモード)=LTE(preferred)/WCDMA/GSM またはGSM/WCDMAにセット。
5)Access Point Names(アクセスポイント名)を開きます。
6)「VFNZ Internet」にチェックを入れます。もし何も設定が入っていない場合は以下のようにAPNを新規作成します。
Name: VFNZ Internet
APN: vodafone
Proxy: Not Set(何も入力しない)
Port: Not Set(何も入力しない)
Usernmae: Not Set(何も入力しない)
Password: Not Set(何も入力しない)
Server: Not Set(何も入力しない)
MMSC: Not Set(何も入力しない)
MMS Proxy: Not Set(何も入力しない)
MMS Port:Not Set(何も入力しない)
MMS Protocol: WAP 2.0
MCC: 530
MNC: 01
Auth Type: Not Set(何も入力しない)
APN Type: default,hipri

Telecom 無料WiFi ホットスポット

2013年2月13日

2012年12月からTelecomが、観光地を中心に始めた、無料の無線LANホットスポットが、2月現在NZ全国で101か所に増えています。
オークランド近郊では、主にビーチ付近やワイヘキなどの観光地周辺に整備されています。
携帯電話、タブレット端末、ノートパソコンなど、無線LANが装備されていればどんなデバイスでも接続可能ですが、接続するためには、アクセスコードをTXTで受信する必要があるため、ニュージーランドの携帯電話が必要になります。
ただし1つのアクセスコードで、5つのデバイスまで接続することができ、1日1GBまで使うことができますので、この種の無料サービスとしては珍しいくらい十分な内容となっています。

Free Telecom WiFi Zoneのページ

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