やっちまった! 日本から持ってきたパソコンに230Vをつないで壊しちゃった!

2012年1月20日

ノートブックPCを日本から持参して使っている人は多いと思います。
日本で販売されているノートブックPCのほとんどは240Vまで対応していますので(厳密
に言うとPC本体ではなく、付属のACアダプタです)、あとは電源プラグに付ける「ハ」
の字型のコネクタさえあれば、完全な日本語環境がニュージーランドで実現します。
もちろん必ずしもノートブックだけではなく、大きなデスクトップ型のPCを日本から
持参する場合もあるでしょう。この場合には、ノートブックとは異なり電源電圧を気に
する必要があります。→関連記事「NZの電源について」

メーカーによっては、ノート同様100~240V対応になっているマシンもありますが、電源
部にあるスイッチによって110Vと230Vを切り替えて使うものが多いでしょう。
ただし、スリムタイプやマイクロATXと呼ばれる薄型タイプのマシンは、切替スイッチが
なく、入力電圧も110Vまでという場合が多いので、電源を入れる前に必ず入力電圧の
記載を確認しましょう。

運悪く、入力電圧が100Vまでと気付かずに電源を入れてしまった場合には、電源が破損
しコンピュータは起動しなくなります。だからと言って、コンピュータがもう使えなく
なる訳ではありません。大抵の場合は、電源ユニットだけを交換することで修理可能
です。
電源電圧が100Vなのは日本だけでありませんので、アメリカ人や韓国人も自国から持参
したコンピュータを同様に壊してしまう事故が多いようです。そんな背景もあり、
オークランドには壊れた電源ユニットを修理して再生するサービスがありますが、
複雑に壊れている場合には修理不能です。
修理不能でも、デスクトップマシンの電源ユニットは、ATX用電源と呼ばれ規格化され
ていますので、新品に交換する場合でも安価に入手することができます。
ただし、スリムタイプやマイクロATXはケースが小さいために、電源の形状も小さく特殊
なものを使用していることがあります。この場合には同じ電源ユニットを入手すること
は困難になりますので、そんなときには、思い切ってケースを変えるか、または、
ちょっと不恰好になりますが、電源ユニットをケースの外に出して固定する方法も
あります。

ノートブックPCのACアダプタが故障した場合でも、ACアダプタの修理または交換が
可能です。

ただし、ACアダプタとPC本体をつなぐケーブルの差込口が特殊な形状をしている機種も
あり、壊れたACアダプタから移植する必要もありますので、壊れたからと言ってすぐ
には捨てないようにしましょう。

また特にオークランドでは、雨の多い冬期に雷サージの発生が多く、そのためにモデム
や電源だけではなく、PC内部まで故障するケースがあります。雷サージとは、雷に
よって生じる瞬間的な高電圧が、電源や電話線に発生する現象で、電気機器の故障の
原因になります。対策としては、電器店などで販売されているサージプロテクタを
使用することをお勧めします。

ただでさえ憂鬱な寒い冬ですから、コンピュータは壊さないように気を付けましょう。
(ノートブックPCを日本から持参して使っている人は多いと思います。
日本で販売されているノートブックPCのほとんどは240Vまで対応していますので(厳密
に言うとPC本体ではなく、付属のACアダプタです)、あとは電源プラグに付ける「ハ」
の字型のコネクタさえあれば、完全な日本語環境がニュージーランドで実現します。
もちろん必ずしもノートブックだけではなく、大きなデスクトップ型のPCを日本から
持参する場合もあるでしょう。この場合には、ノートブックとは異なり電源電圧を気に
する必要があります。

メーカーによっては、ノート同様100~240V対応になっているマシンもありますが、電源
部にあるスイッチによって110Vと230Vを切り替えて使うものが多いでしょう。
ただし、スリムタイプやマイクロATXと呼ばれる薄型タイプのマシンは、切替スイッチが
なく、入力電圧も110Vまでという場合が多いので、電源を入れる前に必ず入力電圧の
記載を確認しましょう。

運悪く、入力電圧が100Vまでと気付かずに電源を入れてしまった場合には、電源が破損
しコンピュータは起動しなくなります。だからと言って、コンピュータがもう使えなく
なる訳ではありません。大抵の場合は、電源ユニットだけを交換することで修理可能
です。
電源電圧が100Vなのは日本だけでありませんので、アメリカ人や韓国人も自国から持参
したコンピュータを同様に壊してしまう事故が多いようです。そんな背景もあり、
オークランドには壊れた電源ユニットを修理して再生するサービスがありますが、
複雑に壊れている場合には修理不能です。
修理不能でも、デスクトップマシンの電源ユニットは、ATX用電源と呼ばれ規格化され
ていますので、新品に交換する場合でも安価に入手することができます。
ただし、スリムタイプやマイクロATXはケースが小さいために、電源の形状も小さく特殊
なものを使用していることがあります。この場合には同じ電源ユニットを入手すること
は困難になりますので、そんなときには、思い切ってケースを変えるか、または、
ちょっと不恰好になりますが、電源ユニットをケースの外に出して固定する方法も
あります。

ノートブックPCのACアダプタが故障した場合でも、ACアダプタの修理または交換が
可能です。

ただし、ACアダプタとPC本体をつなぐケーブルの差込口が特殊な形状をしている機種も
あり、壊れたACアダプタから移植する必要もありますので、壊れたからと言ってすぐ
には捨てないようにしましょう。

また特にオークランドでは、雨の多い冬期に雷サージの発生が多く、そのためにモデム
や電源だけではなく、PC内部まで故障するケースがあります。雷サージとは、雷に
よって生じる瞬間的な高電圧が、電源や電話線に発生する現象で、電気機器の故障の
原因になります。対策としては、電器店などで販売されているサージプロテクタを
使用することをお勧めします。

ただでさえ憂鬱な寒い冬ですから、コンピュータは壊さないように気を付けましょう。
(初出2004年3月)

  • Translate:


Translate »