apple.com/support -2002F MacBook インターネット復元でエラー

2016年6月27日

2010年モデルのMacbook Proですが、ハードディスク(HDD)のクラッシュで新しいHDDに交換が必要です。
リカバリーのためにインターネット復元を試したところ、途中で「apple.com/support -2002F」というエラーで停止してしまいます。

調べてみるとネットワーク周りのエラーらしいのですが、Apple SupportのWiFi要件(WPA/WPA2)は当然満たしています。
いろいろ調べてみると、どうもiPhoneなどのパーソナル・ホットスポット(テザリング)を利用しないとうまくいかないとの情報があったので、試しにiPhone経由でつなげてみると、確かにエラーは発生せず数分で(500MB程度のデータ通信量が必要)インターネット復元の画面まで到達しました。

どうやらLAN側のIPアドレスが192.168.1.0/24(192.168.1.1~254)だと、このエラーが発生するようです(10.0.0.0/8など他のプライベートIPは未確認)。
ちなみにiPhoneのパーソナル・ホットスポットのIPレンジを調べてみると172.20.10.0/28なので、これもプライベートIPアドレスですが、通常のインターネットモデム/ルーターでは使用しないアドレスです。
実験とは言え、オフィス内のIPアドレスを勝手に変更するのは迷惑なので、試しにWiFiアクセスポイントを接続してみました。

インターネット

社内モデム/ルーターLAN側[192.168.1.1]

WiFiアクセスポイントWAN側[192.168.1.xxx(DHCP)]
WiFiアクセスポイントLAN側[172.20.10.0/28(DHCP)]

MacBook

ちょっと強引ですが、こんな接続でインターネット復元ができました。

macbook-2002f-error2

macbook-2002f-error3

単純に端末のIPアドレスをチェックしているようなので、テザリングが利用できなかったり、WiFiアクセスポイントがない場合は、インターネットモデム/ルーターのLAN側IPを直接変更すれば成功するはずです。
この方法はネットワークを理解している方にとっては簡単ですが、間違って設定するとインターネットに接続できなくなったり、モデムを初期化しなくてはならなくなる可能性もありますので、難しいと思われる方にはお勧めできませんのでご注意ください。

使用機材(Apple MacBook Pro 15.4″ A1286 Intel Core i7 8GB / Mid-2010モデル)

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