遅いパソコンの原因は?(起動に時間がかかる。画面をたくさん出すと動作が遅くなる場合)

2012年1月20日

どうも最近パソコンの動きが遅い、もう古いし、仕方がないのかな、とお思いの方も多いでしょう。新しいパソコンを買わなければならないほどの必要性もないし、文句を言いながらも、なんとなく我慢しているケースが多いのではないでしょうか。

パソコンの動作が遅いのには、いろいろな原因があります。

メモリ不足、CPUのパワー不足、ハードディスクの空容量不足など、パソコンの性能に依存するものもありますが、不要な常駐プログラムやウイルス、スパイ ウェアが活動しているなどの要因もあります。また、インターネット回線が遅いことが、アプリケーションの動きやWindowsの起動を遅くしている場合も あります。

パソコンの買い替えを検討する前に、これらの原因を追究して、費用をかけずにパソコンを高速化するのもひとつの方法です。また、ウイルスやスパイウェアが 活動していると、気がつかないまま他人に迷惑をかけていたり、個人情報が流出していたりすることもありますので、自分だけ我慢すれば済むという訳ではない 場合もあります。

そこで、パソコンが遅い原因と対策についてこれから3つの記事にわけてご説明します。

1)画像や動画の処理をするアプリケーションを使っていると動作が重くなる。
-メモリ増量でパワーアップ-
2)インターネットにつなぐと動きが遅くなったりフリーズしてしまう。
-ウイルス・スパイウェアを駆除しましょう-
3)起動に時間がかかったり、エラーが頻繁に出るようになった。
-ハードディスクは大丈夫?-

この記事では、画像や動画の処理をするアプリケーションを使っていると動作が重くなるケースについて説明します。

このような場合には、メモリを増加することにより改善するケースが多いです。Windows XPの必要最低メモリは128MBですが、128MBのメモリでは、デジカメの写真を複数開いたり、動画を処理したりするときには、ストレスを感じずには いられないでしょう。これに256MBのメモリを1枚追加して384MBに増やせば、ある程度の改善が期待できます。より大きい512MBのメモリを追加 すれば、処理速度の向上がはっきりと実感できるでしょう。

メモリを増やすかどうかの目安は、何もプログラムを開いていない状態で「タスクマネージャー」を開き、「パフォーマンス」タブの「PF使用量」(XPの場 合)というところを見てみましょう。ここに出ている***MBというのが現在使用しているメモリの量です。この数値がコンピュータに積んでいるメモリ量の 70%以上なら—たとえば256MBのメモリを搭載していて、PF使用量が 179MB以上なら—メモリを増設することでコンピュータの処理速度は確実に改善されます。

実際にメモリを増設する場合には、メモリ用のスロット(差し込み口)が空いているかどうかのチェックと、自分のパソコンに適合するメモリを選ぶことが必要です。

多くのパソコンには2つのメモリスロットがありますが、そのうちの片方または両方にメモリが取り付けられています。現在搭載されているメモリ総量が 256MBであったとすると、片方のスロットに256MBのメモリが1枚装着されているケースと、128MBのメモリが2枚装着されているケースがありま す。前者の場合には、片方のスロットは空いていますので、256MBのメモリをそこに挿しこむだけで512MBにすることができます。しかし後者の場合に は、すでに増設できる空きスロットはありませんので、一方の128MBのメモリを取り外し、別の購入した256MBのメモリを取り付けることにより、 128+256で384MBのメモリとする方法が考えられます。

日本から持ってきたパソコンでもニュージーランドでメモリを購入することが可能です。ただしメモリにはいろいろな種類がありますので、パソコンに合わない メモリを買っても、取り付けることができなかったり、パソコンが起動しない場合もあります。最悪の場合は壊れてしまうこともありますので、購入する前にパ ソコンの機種と型番を控えて、適合するメモリを慎重に確認しましょう。

メモリの増設は、比較的容易にパソコンをパワーアップする方法のひとつです。ご不明な点がありましたら、お気軽に当社にお問い合わせください。当社ではお客様のパソコンに適合するメモリの検索とお取り寄せを行っております。

(初出 NZDAISUKI 2006.8.21)

起動しなくなったACER ASPIRE ONE(AOA150)

2012年1月20日

ATOM搭載の小型・軽量・低価格パソコンが人気ですが、その代表のひとつ「ASPIRE ONE」
今年発売されたばかりですが、起動しなくなったとのトラブルで、すでに弊社には2台持ち込まれました。
(2009年2月にさらにもう2台持ち込まれました)

症状としては、電源ボタンを押しても画面がまっ黒のまま。
充電中のLEDだけが点灯し、BIOSも立ち上がりません。
本体にはCMOSクリア用のリセットスイッチなどもなく、どうしようのない状態です。
とりあえずACERのウェブサイトを検索。

すると、ありました。

BIOSのリカバリーについて←ACERのウェブサイトから

このページからBIOSリカバリ用ファイルをダウンロードして、USBメモリに転送。

USBメモリをASPIRE ONEに接続し、[Fn] キーと [Esc] キーを押したまま電源ボタンを押すと、

画面にはなにも表示されませんが、BIOSリカバリプログラムが動き、1分ほどで終了しました。

あとは何事もなかったかのようにWindowsが起動しました。

ACER ASPIRE ONE

BIOSの書き換えに失敗したという訳ではないので、Flash ROMのBIOSがそうそう壊れる
ということは考えにくいものです。

おそらくBIOS自体は大丈夫で、CMOSが何らかの電気的な障害で、書き変わったのが原因ではないかと思います。

BIOSのファームウェアを、最新のものにアップデートすると解決するようです。

キーボードにジュースをこぼした!

2012年1月20日

皆さん、お久しぶりです。
ここ最近キーボードの打ちすぎで手首が痛かったため、このエッセーもついサボってしまい申し訳ありませんでした。

さて、今回はそのキーボードのトラブルについての話です。
よくある修理のひとつに、キーボードにジュースやワインをこぼしてしまいキーが動かなくなるというトラブルがあります。特にキーボードと本体が一体化しているラップトップPCの場合には深刻です。
最近のラップトップPCではキーボードに液体をこぼしても、ある程度なら内部に浸透しないよう防滴加工されているものが多いようです。そのため、ジュース などをこぼしてもすぐにPCが動かなくなることはありません。しかし、そこで安心してPCを使い続けることが、実は後々のトラブルへとつながります。こぼ れた量にもよりますが、液体がPC内部に浸透し、電子部品をショートさせるまでには数分から数時間を要します。そうなると、PCは起動しなくなります。で すが、こぼれた量がそれほど多くなければ、液体をこぼした直後の適切な処置で、PCが動かなくなるという最悪の事態は防ぐことができます。
ラップトップPCの場合なら、液体をこぼしたらすぐにPC本体を逆さまにします。そして、そのままの姿勢で、できるだけ早く電源を落とすことがポイントで す。処理時間が短いスタンバイモードにしても構いません。とにかく安全にシャットダウンしたら、電源プラグを抜き、PCのバッテリーも外します。
そのままキーボードを下に向けたまま、こぼれた液体が下に流れ落ちるのを待ちます。掃除機などを使えば、キーボード隙間の液体を吸い取るのに効果がありま す。水など完全に蒸発する液体なら、そのまま1日以上乾かし、念のためキーボードを外し、内部まで液体が浸透していないか確認できれば確実です。
ジュースやワイン、砂糖を入れたコーヒーなどはやっかいです。糖分は蒸発せず、キーボードの内部に固着するため、キーがベタベタになり戻ってこなくなった り、クリック感がなくなったりします。この場合には、キーボードを本体から取り外し、洗浄することになります。キーボードの取り外し方は、付属の取扱説明 書に記載されている場合もありますが、機種によっては難しいので、自信のない場合にはプロに任せるのが無難です。
不運にも、洗浄してもキーボードが動かなくなった場合には、キーボードを交換するしかありません。ラップトップPCのキーボードは汎用ではありませんの で、その機種に合った専用のキーボードが必要になります。もし日本から持参したPCなら、キーボードは日本のメーカーから取り寄せ、またはPCごと日本に 送るケースとなり、これは時間も料金もかかるでしょう。
しかし時間も料金もかけずに、キーボードを交換する方法もあります。PCにUSBまたはPS2端子があれば、そこにデスクトップPC用のキーボードを取り 付けることができます。これならせいぜいNZ$30程度で、どこのコンピュータショップでも手に入ります。しかし英語版のキーボードになりますから、日本 語とはキー配列が若干異なります。そのまま接続すると記号などが別の配置に変わってしまいますので、次のようにキーボードドライバを手動で変更する必要が あります。
※Windows XPおよび2000の場合
「マイコンピュータ」上で右クリックし、プロパティを開き「ハードウェア」を選択、「デバイスマネージャ」を開きます。
ハードウェア一覧から「キーボード」を展開し、「106日本語キーボード」とあれば、それをダブルクリックし、「ドライバの更新」をします。
「ハードウェアの更新ウィザード」が起動しますので、手動で「標準101/102キーボード」に変更すれば、英語配列に切り替わります。

キーボードの取り外しやドライバの変更作業などは、ある程度のコンピュータ知識が必要ですので、自信のない場合には業者や経験者に任せたほうが良いでしょう。
ドライバの変更操作を誤るとキーボードや他のハードウェアが正常に動かなくなる可能性がありますので、ご了承の上操作してください。
(初出2005年2月)

日本のパソコンでNZのDVDが見たい!

2012年1月20日

みなさんの中には、「お土産としてNZのDVDを買って帰ったのに、日本のDVDプレーヤー
で再生できなかった」という経験をされた人もいるのではないでしょうか。

これは、日本はNTSC方式であるのに対し、NZではPAL方式という異なったシステム
を採用していることや、リージョンコードが合わないことが原因です。

市販されているDVDやブルーレイディスクには、国や地域によって固有の番号が
記録されており、この番号を「リージョンコード」と呼びます。リージョンコードは
DVDプレーヤーまた、パソコン内蔵のDVDドライブにもあり、パソコンでDVDを再生する場合、
DVDメディアと、再生するDVDドライブ、さらには再生ソフト(WinDVDやPowerDVDなど)のリー
ジョンコードすべてが一致しないと再生ができないという機能で、これはDVD/ブルーレイ
市場の保護を目的としています。

ちなみに日本のリージョンコードは「2」、NZは「4」に属していますので、例えば
日本から持ってきたDVDが再生可能なコンピュータで、NZで販売されているDVDを再生
しようとすると、リージョンコードが異なるのでそのままでは再生することはできま
せん。その代わり「DVDドライブのリージョンコードを変更しますか? 残り変更回
数4回」といったメッセージが出てきます。ここでDVDプレーヤー側の設定を変更する
ことで、異なるリージョンコードのDVDを再生することができるようになるわけです。
しかし、通常はリージョンコードを5回変更すると、最後に変更したコードに固定さ
れて元に戻らなくなってしまいます。ですので、気軽に変更できる人はなかなかいな
いでしょう。

だからといって、あきらめることはありません。

なぜなら、リージョンコードは市場保護が目的ですから、著作権を侵害しない範囲
での変更や無効化(リージョンフリー化)という行為そのものには、明確な違法性は
ありません。実際にインターネットで調べてみると、多くのサイトでリージョンフリー
化についての方法を検索することができます。

●具体的にどのような方法でリージョンフリー化を実現するか? 大きく分ける
とDVDメディア側で無効化する方法と、ドライブ側で無効化する2通りがあります。

【1】DVDメディアのリージョンコードを無効化する方法(有料/初心者向き)

これは市販のソフトウェアを使って、DVD再生時にメディア側のリージョンコード
を無視する方法です。有料ですがハードウェアに依存しないため、安全で簡単な方法
です。

リージョンフリー化ソフト例:
DVD Region+CSS Free http://www.dvdidle….

【2】DVDドライブのリージョンコードを無効化する方法(無料/上級者向き)

DVDドライブには、ファームウェアと呼ばれるDVDを駆動するための基本ソフトウェ
アが組み込まれていて、このファームウェアにリージョンコードが書き込まれていま
す。

しかし、2000年以前のDVDドライブは、RPC 1(*1)と呼ばれ、ドライブ側にリージョ
ンコードは持っていなかったためリージョンフリーでした。現在はRPC 2と呼ばれDVD
ドライブ内にリージョンコード変更回数を記憶していて、通常は5回まで変更可能で
す。

つまりRPC 2のDVDドライブを、RPC 1のファームウェアに書き換えることができれ
ばリージョンフリーになる訳です。ただし、ある程度ハードウェアやMS-DOSの知識が
必要になるため、簡単とは言えません。仮にファームウェアの書き換えが成功しても、
DVD再生ソフトにリージョンコードを持っている場合もあり、再生までのハードルは
低くありません。

RPC 1のファームウェアは、DVDドライブのメーカー名とモデル名(コンピュータメー
カーとは違う場合が普通です)から、インターネットで検索して、ダウンロードする
ことができます。

ただし、失敗すればDVDの性能が落ちたり、動かなくなる可能性もあります。書き
換えたファームウェアはWindowsなどのOSを入替えても元には戻りません。もちろん
メーカーの保証外ですから、これらのリスクを理解し自己責任で行ってください。

(*1)Regional Playback Control Phase I Mode

こう説明するといろいろ面倒そうに思われるかもしれませんが、実はこれ以外に、
もう一つ確実な方法があります。

【3】家電品DVD/ブルーレイプレーヤーを購入する

現在、NZで市販されている家電品DVDプレーヤーの多くはリージョンフリーです。
しかも、安いものだとNZ$100以下で手に入ります。あとはTVがあれば、コンピュータ
なしで世界中のDVDを再生することができます。

補足:2016年現在家電量販店で販売されているDVD/BDプレーヤーの多くはリージョンフリーではありません。

今回はちょっと裏技に近い話もしました。

最後に、リージョンフリー化は違法ではありませんが、推奨もされていません。私
としても【2】の方法はリスクもあるためあまりお勧めはしないのですが、日本から
持参したコンピュータでNZのDVDがどうしても見たいという方々の声に応えて、今回、
簡単に紹介させていただきました。
(初出2004年7月)

やっちまった! 日本から持ってきたパソコンに230Vをつないで壊しちゃった!

2012年1月20日

ノートブックPCを日本から持参して使っている人は多いと思います。
日本で販売されているノートブックPCのほとんどは240Vまで対応していますので(厳密
に言うとPC本体ではなく、付属のACアダプタです)、あとは電源プラグに付ける「ハ」
の字型のコネクタさえあれば、完全な日本語環境がニュージーランドで実現します。
もちろん必ずしもノートブックだけではなく、大きなデスクトップ型のPCを日本から
持参する場合もあるでしょう。この場合には、ノートブックとは異なり電源電圧を気に
する必要があります。→関連記事「NZの電源について」

メーカーによっては、ノート同様100~240V対応になっているマシンもありますが、電源
部にあるスイッチによって110Vと230Vを切り替えて使うものが多いでしょう。
ただし、スリムタイプやマイクロATXと呼ばれる薄型タイプのマシンは、切替スイッチが
なく、入力電圧も110Vまでという場合が多いので、電源を入れる前に必ず入力電圧の
記載を確認しましょう。

運悪く、入力電圧が100Vまでと気付かずに電源を入れてしまった場合には、電源が破損
しコンピュータは起動しなくなります。だからと言って、コンピュータがもう使えなく
なる訳ではありません。大抵の場合は、電源ユニットだけを交換することで修理可能
です。
電源電圧が100Vなのは日本だけでありませんので、アメリカ人や韓国人も自国から持参
したコンピュータを同様に壊してしまう事故が多いようです。そんな背景もあり、
オークランドには壊れた電源ユニットを修理して再生するサービスがありますが、
複雑に壊れている場合には修理不能です。
修理不能でも、デスクトップマシンの電源ユニットは、ATX用電源と呼ばれ規格化され
ていますので、新品に交換する場合でも安価に入手することができます。
ただし、スリムタイプやマイクロATXはケースが小さいために、電源の形状も小さく特殊
なものを使用していることがあります。この場合には同じ電源ユニットを入手すること
は困難になりますので、そんなときには、思い切ってケースを変えるか、または、
ちょっと不恰好になりますが、電源ユニットをケースの外に出して固定する方法も
あります。

ノートブックPCのACアダプタが故障した場合でも、ACアダプタの修理または交換が
可能です。

ただし、ACアダプタとPC本体をつなぐケーブルの差込口が特殊な形状をしている機種も
あり、壊れたACアダプタから移植する必要もありますので、壊れたからと言ってすぐ
には捨てないようにしましょう。

また特にオークランドでは、雨の多い冬期に雷サージの発生が多く、そのためにモデム
や電源だけではなく、PC内部まで故障するケースがあります。雷サージとは、雷に
よって生じる瞬間的な高電圧が、電源や電話線に発生する現象で、電気機器の故障の
原因になります。対策としては、電器店などで販売されているサージプロテクタを
使用することをお勧めします。

ただでさえ憂鬱な寒い冬ですから、コンピュータは壊さないように気を付けましょう。
(ノートブックPCを日本から持参して使っている人は多いと思います。
日本で販売されているノートブックPCのほとんどは240Vまで対応していますので(厳密
に言うとPC本体ではなく、付属のACアダプタです)、あとは電源プラグに付ける「ハ」
の字型のコネクタさえあれば、完全な日本語環境がニュージーランドで実現します。
もちろん必ずしもノートブックだけではなく、大きなデスクトップ型のPCを日本から
持参する場合もあるでしょう。この場合には、ノートブックとは異なり電源電圧を気に
する必要があります。

メーカーによっては、ノート同様100~240V対応になっているマシンもありますが、電源
部にあるスイッチによって110Vと230Vを切り替えて使うものが多いでしょう。
ただし、スリムタイプやマイクロATXと呼ばれる薄型タイプのマシンは、切替スイッチが
なく、入力電圧も110Vまでという場合が多いので、電源を入れる前に必ず入力電圧の
記載を確認しましょう。

運悪く、入力電圧が100Vまでと気付かずに電源を入れてしまった場合には、電源が破損
しコンピュータは起動しなくなります。だからと言って、コンピュータがもう使えなく
なる訳ではありません。大抵の場合は、電源ユニットだけを交換することで修理可能
です。
電源電圧が100Vなのは日本だけでありませんので、アメリカ人や韓国人も自国から持参
したコンピュータを同様に壊してしまう事故が多いようです。そんな背景もあり、
オークランドには壊れた電源ユニットを修理して再生するサービスがありますが、
複雑に壊れている場合には修理不能です。
修理不能でも、デスクトップマシンの電源ユニットは、ATX用電源と呼ばれ規格化され
ていますので、新品に交換する場合でも安価に入手することができます。
ただし、スリムタイプやマイクロATXはケースが小さいために、電源の形状も小さく特殊
なものを使用していることがあります。この場合には同じ電源ユニットを入手すること
は困難になりますので、そんなときには、思い切ってケースを変えるか、または、
ちょっと不恰好になりますが、電源ユニットをケースの外に出して固定する方法も
あります。

ノートブックPCのACアダプタが故障した場合でも、ACアダプタの修理または交換が
可能です。

ただし、ACアダプタとPC本体をつなぐケーブルの差込口が特殊な形状をしている機種も
あり、壊れたACアダプタから移植する必要もありますので、壊れたからと言ってすぐ
には捨てないようにしましょう。

また特にオークランドでは、雨の多い冬期に雷サージの発生が多く、そのためにモデム
や電源だけではなく、PC内部まで故障するケースがあります。雷サージとは、雷に
よって生じる瞬間的な高電圧が、電源や電話線に発生する現象で、電気機器の故障の
原因になります。対策としては、電器店などで販売されているサージプロテクタを
使用することをお勧めします。

ただでさえ憂鬱な寒い冬ですから、コンピュータは壊さないように気を付けましょう。
(初出2004年3月)

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